2021-01-18

【砂と岩のあいだ展】1/23-開催決定!

こんにちは

愛知県岡崎市の select & remake used clothing

セレクトショップ abundantism (アバンダンティズム)

の樋口と大島ちゃんです。

アバン、次回の企画がやってまいりました!

次回は「砂と岩のあいだ展」です!

なんのこっちゃと思われる方の為にはっきり申しますと、

のことです。笑

広辞苑より調べてみると、

石とは…石は、岩より小さく、砂よりも大きい、鉱物質のかたまり。

とありました。

今回の展示はそのあいだを色んな解釈で広げて展示いたします。

「砂と岩のあいだ展」なのです。

なぜやるのか?

なぜいま、石の展示をするのか。

アバンをよーく見るとディスプレイには石がよく使われています。

↑階段下には石の傘立てがあったり

窓際には大理石が敷いてあったり

nahrin(ナリン)のアロマオイルのディスプレイにもコースターが使われています。

実は、岡崎市は日本3大石品生産地なのです。

石工房にて

特に【花崗石(みかげいし)】というお墓に使われる石が良質でよく採れることで有名です。

歴史は400年以上前にさかのぼり、岡崎城を整備する際、今の大阪から優秀な石職人が呼び寄せられ、その後も岡崎にとどまり石のまちを作り、石製品をつくっていき今に至るとのことです。

そんな岡崎市には石工職人さんたちが沢山います。灯篭を作る職人さん・庭の飛び石を専門にする職人さん、お墓の専門、住宅や店舗の石工事専門の方など色んな技術を持った職人さんがいます。

ただ、輸入製品の台頭や後継者不足などにより伝統や技術が失われつつあります。岡崎の伝統を守らなければ。と岡崎人なりに、純粋に思っていました。

アバンは持続可能性を考え、その土地で生まれたモノや技術を伝えていきたいと考えてるので取り入れ始めたのが、アバンに石がある理由です。

お客様「石の展示やってください!」

今回、やろうと思ったのは、ナリンのアロマオイルが水晶のコースターの上にディスプレイされているのを見て「これ綺麗!!売ってますか?」

と、聞かれたことがきっかけでした。

「すぐにはお売りできないのですが笑

聞いてみてお売りすることは出来ると思いますよー」

とお伝えすると

「じゃあ石展やってほしいです!」

とのこと。笑

およ、石に光差してきた?

すると、次々とお客様から石を売ってほしい!とご希望のお声が・・。笑

これはもうすぐにやるしかない!

ということで、石の展示を開催することにいたしました!

アバンが扱うもの

今回、石の展示といえど、アバンらしく

アップサイクルの観点

からも石の展示をしたいと考えました。

そこはブレずに。

写真とともに一部をご紹介いたしますね!(まだまだ写真撮ってないものがたくさんあるのでインスタでまた上げますね)

美しい佇まいのコースター。アクセサリー置きとしても、壁に飾っている方もいます。それぞれの楽しみ方で。

これは水晶で、一番上の写真の透明な色がもともとの色です。

それに着色しピンクやブルーなどの色鮮やかな発色が出ています。

どれも見ればみるほど奥深い層になっています。

コースター各色 ¥1500+tax

つづきまして・・・

サイコロのような見た目をした傘立てです。

アバンでも開店当初からずっと置いている傘立て。

良質な花崗石のひとつ、吉祥石を使用しています。

墓石によく使われる花崗石は青みを帯びており、磨くと強い光沢が出るのが特徴です。アバン別注でアバン仕様に蛍光色をあしらっています。

今回は、この他にも黒色をしたシックな傘立てやニュアンスの違う傘立て、漆(うるし)をあしらった傘立てなど、たくさんご用意します!

前から傘立て気になってた・・・という方も、

壺の傘立て(実家にありがち笑)変えたかったんだよなぁという方も、

今の傘立て気に入ってない!という方も、

傘立て使わずに立てかけてたわ、という方も。

是非この機会にご覧いただければと思います!

つづきまして・・・

archive product

アーカイブ作品

今回の展示では、職人さんが過去に試行錯誤して作った作品や、まだ世に出ていない作品も含めて展開いたします。

オブジェ的なものから、こうしたら使える?というものまで、私たちの目線でいいと思ったものだけを揃えます。

↑石の照明・(時価) (店頭にてお確かめください。笑)

これらの石は全て大谷石と呼ばれるものです。

大谷石の産地は、栃木県宇都宮市大谷町。

まだ日本が海の底だった時代に、海底火山の噴火により噴出した火山灰などが海中に堆積し、長い年月をかけて固まってできた“凝灰岩”の一種です。 石の特徴としては、多孔質で軽くて軟らかく加工に適しています。

そんな大谷石の特徴は火に強いということなんです。

普通の石を超高温で焼くとバラバラになり砂利のようになるのだそうです。

この職人さんは、陶芸作家にお願いして片っ端からいろんな石を焼いてみたそうです。

その中で面白く変化したのが大谷石。

凝灰石だからこそ、バラバラに砕けるのではなくマグマのように溶けだすのそうです。

上の写真は溶けだしたギリギリのところでとめたもの。

オブジェ的にも台座的にも面白い見た目です。

焼き目を変えてグラデーションが加わった一輪挿し。

試験官がピッタリ入るサイズ感に穴を開けています。

パッと思いつくのはペーパーウェイトでしょうか。

これ個人的にかなりカッコいいです。

最近、機能性のないものをおく豊かさとか余白の美しさとか、そういうものが気になります。

ぜひとも実物を見ていただきたいです。

こちらは陶器を焼くときに塗る釉薬を大谷石に塗って焼いたもの。

実物はもっと艶やかです。

【概要】

「砂と岩のあいだ展」

□開催日 1/23(土)-2/1(月)土日月のみ

□時 間 10:00-18:00

□場 所 abundantism内 岡崎市籠田町13デジタルスタジオワン2F

コロナ対策してお待ちしております!!!!

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