2021-01-07

【SET UP EPISODE 06】一着ずつ魅力を紹介させて下さい。~intelligent check 編~

こんにちは

愛知県岡崎市の select & remake used clothing

セレクトショップ abundantism (アバンダンティズム)

の樋口と大島ちゃんです。

とってもご好評頂いております、SETUP。

残りわずかとなってきていますが、最後の最後の一着までしっかりと見送りたいです。

これから一着一着(濃密に)ご紹介していきます。

まずはインテリジェントチェックから。

素材紹介

コットンがメインとなった、混紡生地です。

ポリエステルが少し入っている分、乾きやすく、シワになりにくくてとても使いやすい生地なんです。

ちなみに上の画像が品質表示として使ったものです。なんだかこういう細かいところの作りこみがいいですよねぇ。(自画自賛。笑)

マットな素材感で柄なんですが、落ち着いた印象を与えてくれます。

SET UPで柄をやりたいなぁと考えていました。といってもカジュアルになり過ぎない程度の。

このチェックは大人の程よい遊び心を醸し出せると思いセレクトしました。

ボタンのこだわり

ボタンも生地同様、使われないものを使用します。

そのため数に限りがあったり、良くも悪くも自由に選べない。今あるもので探さなければなりませんでした。

このインテリジェントチェックも同様ボタンをセレクト。

このセレクトは大島ちゃんがしました。

モノトーンのグレンチェックに対して、ボタンが黒でもなく白でもなく、ご覧の配色。

こんな計算されたような馴染み方の合わせがありますでしょうか。

たまたま余った生地と、たまたま余ったボタンとは思えません。

限られたもの(使われないもの)の中で行うものづくりは、何でもありではないからこそ、表現の幅が逆に広がります。

ものづくりにおいて「コンセプト」を設けるのはつくるものの芯をブラさないためです。

そして、ブレないためには限られたもので、何でもアリじゃない。

限られたものの中でどれだけ解釈を広げてでモノ作りができるのか、試されます。

だからこそ、今回もこの組み合わせが生まれたんだろうなぁと思います。

今あるものの中で最大限のチョイスが出来ました!

大島ちゃんあっぱれです。笑

未公開

完成前のインテリジェントチェック

まだ未公開のSETUPができるまでの写真です。

袖がまだ取り付けられていない状態。

なかなかこんな状態を見ることはありませんよね。笑

僕が販売員として勤めていた時も、こんなにつくる工程を見たことはありません。

こんなに見ているとすごく情が湧いてきます。

愛おしい~~。

この状態でぴろんちょさせて頂きます。

ちなみに奥のおばさまが縫製されています。

この道20年以上のベテランです。

工場がとてもかっこいいんです。

ミシンや照明のコードを天井にくくりつけている紐は、余った布のミミ(端)を使っています。

工場長は「当たり前の日常だからなんとも思わないなぁ」とおっしゃっていましたが、僕らからするとすべてが新鮮。

内側にいると気付かないこともありますよね。

こんな風に、ショッピングモールで買い物しているだけじゃ伝わらないことも僕ら個人店だからこそ密にお伝えすることができます。

製作現場や人をご覧いただくことで、ご購入いただいたお客様にも服に対する情が湧いてくれればと思います。そして、くたびれるまで大切に着て頂けたらと思っています。

僕らはこいういうお店がしたかったんです!!笑 (服おバカ)

SETUP STYLING

SETUPの着方は3通りあります。

(1)ジャケットスタイル

ボタンを2つもしくは3つまでとめるスタイルです。

(2)シャツスタイル

前の4つボタンを留め、襟を寝かせたシャツスタイルです。

シャツとしても使えるラフさがこのジャケットの魅力です。

だからSETUPなのにあんまり肩ひじ張ってなく見えるんですね。

(3)スタンドカラータイプ

立ち襟にもできます。

この立ち襟も凛としていてかっこいんです。

この首の幅が難しくて、かなり苦戦しました。笑

ファーストサンプルで作ったときなんかは、首二本入るかってくらいにおおぶとでした。

苦しくなく、それでいて広くもなく、首が太い樋口も細い大島ちゃんもみんなが立てれる太さになりました。

肩の動かしやすさと、着こめるアームホール

後ろのヨーク(肩甲骨)部分にタックを入れ、可動域を上げています。

「すごく動きやすい!」とほめていただけるのは、これが理由なんです。

そして、腕の付け根(アームホール)は、ジャケットの中に着こめるよう、広くとっています。

これ以外に重要ポイント

特に着こみたい冬は、中に着こみにくい服はどんどん出番が遠ざかっていきます。

このジャケットなら、分厚いセーターもスウェットもなんでも着こめます。

オールシーンいける万能さ

このインテリジェントチェックはほんとにいろんなシーンに使えます。

冠婚葬祭的な、式典過ぎるとあれですが二次会くらいならもちろんいけます。

この生地が活躍するのは、普段着よりきれいにしていった方がいいけど、冠婚葬祭みたいにかしこまり過ぎると違うなぁというときです。

意外とこういう場面多いかと思います。

お仕事で人に会うとき、ちょっといい夕飯を食べに行くとき、デートのとき、授業参観とか、三者面談のときも良さそうですよね。

真っ黒じゃなくて、遊びも効いてる柄だけど綺麗にまとまる。

とても万能なSETUPかと思います。

それでていてシーズンも関係なく使えるのがいいですよね。

そんな場面のコーディネートに迷っている方にお勧めです。

写真のように、シンプルに黒のタートルネックでシックに合わせるのがおすすめです。

モデル:身長153㎝

いかがでしたでしょうか。

少しでも参考になれば幸いです!

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