[YIFFAT]善悪の曖昧な境界線

皆様こんにちは、
いかがお過ごしでしょうか。
愛知県岡崎市にてセレクトショップ
abundantism(アバン)と、岡崎ぎゃざ
を運営しております、樋口と申します。

今回のお話はYIFFATのパンツについて
考察をしていきます
ただ、その前に
前提が必要です
イファットさんがどこで服を作り
その場所がどんな状況なのか
お話していきましょう

YIFFAT FINKELSHTIEIN とは
まずはそこから少し触れましょう
イスラエル出身の女性デザイナー
“YIFFAT FINKELSHTIEIN (イファット・フィンケル シュタイン) によるブランドです。
同郷のデザイナーであるHED MAYNERでアシスタントを務めたのちに自身のブランドを立ち上げ独立しました。
イスラエルのユダヤ教や文化からインスピレーションを受けた服作りは、日本人デザイナーが作るそれとは全く別のもので とても新鮮に感じます。
HED MAYNER 同様大きいシルエットの作りが特徴です。
ただ、ここで認識が違うのはオーバーサイズを作ろうと思っているのではなく、ユダヤ教の宗教着をモチーフにした結果、大きい作りになった。
ということ。
自国のルーツを元に服を作ったら大きくカタチになって、オーバーサイズというのは業界が勝手にカテゴライズしているだけということです。
YIFFAT にルーツについて書いた記事は
こちらから
https://abundantism.com/?p=7473

イスラエルの状況

現在のイスラエルといえば
ニュースでもご存知の通り
パレスチナとイスラエルの戦争
アラブ人とユダヤ人の対立状態にあります。
戦禍です。

その弊害はデザイナーイファットさんにも及んでいます。
2024AW シーズンはアトリエに入ることもできず
見送り、中止となりました。

それでもなお、イスラエルに身をおき
服作りをし続ける彼女が考える
シーズンテーマとは
FADE AWAY

-以下ブランドより-
FADE AWAY
現実の端が擦り切れていくように、すべてが霞んでいく。
善悪の境界線が曖昧になるにつれ、何が現実なのかわからなくなる。
そして、私たちは想像の世界へと漂い始める。
FADE AWAY FW25コレクションは、このような感覚にインスパイアされた。
不確かな時代における安らぎと慰めを提供するコレクション。
曖昧さに直面しても、着る人を包み込み、地に足をつけるようにデザインされ、
ソフトで親しみやすいシルエットは、
ウォッシュドデニム、ブラッシュドファブリック、そして落ち着いたパレットと共に、
世の中の喧噪から静かに身を隠す、
色あせる感覚を表現している

戦禍にいる中で誰が悪くてこうなっているのか。
人が殺し合い、モノを破壊し、お互いの大切なものを奪い合っていくなかで、私はなぜ服というツールで表現していくのか
相当に考えたんだと思います
僕の勝手な考察ですが、このデニムの縦のグラデーションは善悪の狭間やいろんな感情が入り混ざり合うサマを表現しているのではないかと思います。
この感情や感覚から生み出されるものはこの場に身を置くイファットさんのみの表現だと思います。
うちでご提案するデニムに関してはアメリカナイズドなものは必要ないと思っていて(それは先人が十分やっていらから、新しくも無いし僕の仕事では無い)、僕が提案したいのはこういうものです。

唯一無二な一本
現在アバンが所有するYIFFAT FINKELSHTIEINの服はこちらのデニム一本のみとなりました

YIFFAT FINKELSHTIEIN
PAZIT
85,800-
詳しいサイズ表記、素材はオンラインストアをご覧ください
僕も所有していてものすごく気に入っている一本です
後悔の無いよう、お求め下さい

---------------------
【abundantism】
▶︎ONLINE SHOP
https://abundantism.stores.jp/
▶︎abundantism HP
愛知県岡崎市籠田町13
【Google map】










