2020-10-18

【スペシャルリメイク】雪山で絶対見つかるスノーパーカ

こんにちは

愛知県岡崎市の select & remake used clothing

セレクトショップ abundantism (アバンダンティズム)

の樋口です。

アバンの店の前ではにぎやかな選挙活動が繰り広げられておりましたが、それも今日で終了。ボンボンをもったおじいちゃんおばあちゃんが楽しそうに歩いていてお祭りのようでした。

これだけ誰かを応援したり、街を歩いたり、大きな声を出したりする仲間もいて、年配の方が健康になっている選挙活動はそれはそれでいいのかな、なんて思う今日この頃です。

さて

今回紹介するのは『黒展』の中でも、特に気合を入れたリメイクアイテムです。

それでは細かく解説していきます

こちらはスウェーデン軍のスノーパーカです。

beforeがこちら

雪山での使用を考慮したグレーに近い白色です。

そういった本来の用途と真逆の作りをしてみるのも面白いなぁと感じました。

全てを逆にしていきます。

そしてこちらがafter

リメイクポイント①

 

『名古屋黒紋付染め、伝統工芸の本当の黒』

真っ黒にしてやりました。笑

この黒は、古くから続く名古屋紋付染めという伝統工芸を使った黒染めです。

一般的な量販店の黒とは、黒の深みが違います。真の黒さです。

雪山で敵に見つからないためのカモフラージュの意味の白。

真っ黒色を雪山で使ったら間違いなく、即、見つかります。笑

軍モノは意味があってそうしているのに、あえてその意味を思いっきり覆してしまうという矛盾するリメイクです。

リメイクポイント②

 

『ドローコードは本革のレザーコードに変更』

まずはコード

フードとウエストについたドローコード(シルエットを変えることができます)を本革の丸紐に変更してあります。

おそらく元のコードはポリエステル。

ポリエステルだったのはきっと雪山でもすぐ乾くように。そして滑りがいいから。あとはコスト的に安いからだと思います。笑

それを今回は牛革に変えました。

こういう細部の部分にもこだわっています。

ウエストの内側はコードストッパーをつけてしっかりと絞れる使用に。

リメイクポイント③

 

『スウェーデン軍の胸章を本革のレザーパッチで再現』

胸の胸章

この部分にはスウェーデン軍の胸章が付いていました。

その部分をあえて取り、胸章と同じ形にレザーパッチを付けました。

コードのレザーとパッチのレザーでデザインを拾っています。

この存在感がたまらないです。

そしてこれを使っていくと革の色が濃くなっていき、じわじわと味が出てきます。

リメイクポイント④

 

『ボタンの最高峰、水牛の角を贅沢に約20個使用』

ボタンを変えました。

もともとはプラスチック製のボタンですが、今回はすべて水牛の角のボタンを使いました。

水牛ボタンはボタンの中でも最高峰といわれる種類のボタンです。

生き物からできたボタンということもあり、天然素材のものは量産も難しく加工もしづらいというのが、希少価値が高い所以です。

今回はその水牛ボタンのデッドストック(新古品)が見つかり、手に入れることができました。

そして、贅沢にも一着に約20個使いました。(かなりとんでもないことをしています。笑)

一つのボタンで数百円するこのボタン。

計算していただければわかる通り、そういうことです。

これだけで、数千円もかかっているのです。ファストファッションと比べたらボタンだけで一着買えますね。

ちなみにこのスノーパーカは二種類あります。

ボタン違いのアイテムです。

もう片方はこちらの緑がかったボタン。

こちらはダルメシアンという名前の付いた水牛ボタンです。

このボタンのタイプの方がワンサイズ小さめの作りです。

この色もバツグンにカッコイイです。

いかがでしたでしょうか、今回のリメイクアイテム。

間違いなく最高傑作なアイテムに仕上がりました。

¥38500 (tax in)

アバンの中でも少々お値段はしますが、長く永く使えるアイテムです。

この機会にぜひお求めくださいませ。

それではまた店頭にてお待ちしております。

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