[mirror-may]農家の作る装い

皆様こんにちは、
いかがお過ごしでしょうか。
愛知県岡崎市にてセレクトショップ
abundantism(アバン)と、アートスクール岡崎ぎゃざ
を運営しております、樋口と申します。

先週より開催しております
新潟より、mirror-may のPOPUP
今回はブランドのルーツとラインナップに迫っていこうと思います。

ミラーメイは田邊さんと菅家さんのお二人でブランドをされています。
拠点は新潟
(右) 田邊さんのご実家がコシヒカリを作る米農家をされています。
それがブランドルーツにあり
縫製工場で働かれていたお二人が出会い
“アメリカのワークウエアがあるなら
日本のワークウエアもあるんじゃないか”
という考えに至り、mirror-may というブランドを通し、様々な解釈のワークウエアを制作しています。

以前、新潟のアトリエにお邪魔して
取材した時には、お父さんが実際に
mirror-may のセットアップを着て
作業されてました。

その姿と動きがすごくかっよくて
なによりワークウエアとして説得力がありました。


着ているシャツはこちらです
【mirror may】
“work” linen pullover shirt -men’s-
¥23,100-
染色のしていないナチュラルの色です


この比較わかりますかね
リネンは洗えば洗うほど風合いが変わっていきます。
育っていきます。
mirror-mayを通して、初めてリネンの育ちを体感しました。
正直、新品の服よりも
着込んでいった服の方がかっこいいです。
どんどんかっこよくなっていきます。
それも見越して楽しんで欲しいですね。

今回は新作の受注アイテムと共に
即売分の既存アイテムもご用意頂きました。
リネン100のカバーオール。
裏地はワッフルです。

ナチュラルとチャコールの2色展開です。
店頭にのみネイビーのご用意があります。
これはどう着てもかっこいいです。


袖は折り返すように少し長めの設計です。
いわゆるアメリカのカバーオールやハンティングジャケットはダック生地でガチガチに硬いですが、このカバーオールは柔らかでオチ感のある着心地です。

マットなメタルボタンの選定もポイントです。
【mirror may】
“work” linen jacket
¥44,000-

店頭には定番の即売分とともに
過去のアーカイブもご用意頂きました。
こちらも即売分です。
今のmirror-may のものづくりは
リネンのみ
natural / charcoal のみ
という絞ったものづくりです。
リネンは服の歴史上、最古の生地と言われています。
その生地を使い、色合いも2色のみ。
古典的な生地で現代のワークウエアを開発します。
デザイナーお二人のルーツも含めて
すごく腑に落ちるものづくりだなと思い
アバンでも提案させて頂くことにしました。
【今回からの新作】

ここからが新作です。
アバンでのPOPUPが2年ぶり。
今回は新作が完成したこともあり
全てのアイテムをご用意頂きました。
新作に関しては
受注生産で
来年2026年2月〜3月のお届けです。
毎回、受注生産の場合は少しお待ち頂きますが
こういった服の買い方も皆様には経験して欲しいなと思っています。
すぐに手に入って、すぐに新しいものに切り替えるのではなく、
積み重ねていくような、
生きる糧になるような、それは極論ですが最終的にはそんな服の提案がしたいんです。
服はそれほどの力を持ってます。




このパンツもめちゃくちゃいいんですよ。
一見、ワイドで美しいスラックスですが
超ヘヴィーなリネン生地です。
超肉厚です。


これを使い込んで洗っていったら
どれほど経年変化するのでしょうか。
もちろん、natural との2色展開。
僕の私物は全部natural の色を買っています。
チャコールや黒はもちろん好きな色なんですがね
逆に言えば、naturalという色を他では選ばないんですよ。
だからこそリネンに特化したブランドだからこそ染色されていないそのままのリネンを体感するために僕は natural を選んでいます。
好きな色を選ぶのもいいですが
アイテムによってソレが一番活きるカラーリングがあると思うんです。
僕はそれを見定めて買い物することを意識しています。



リネンでジャージのセットアップです。
めっちゃ変で、めっちゃいいです。
育てるジャージなんて聞いたことないです笑
ぜひトライを。
パンツもあります。


ウィメンズラインも登場しました



ウィメンズラインとしての
あえてのショートフーディ。
女性はもちろんなんですが
男性の皆様にも
ショート丈のフーディとして使って欲しいです。

メンズもちゃんと着れるのは
意外にも袖丈が長く設計されているからです。


cotton:82%
hemp:12%
の、リップストップ。
この配合の生地をウィメンズではなかなか見ないですね。
mirror-may らしい提案です。

まだご紹介できてないものもありますが
店頭にてご覧ください
【別注 “INE” DENIM】

2年ぶりに別注 “INE” DENIM リリースします
稲を刈る際の束ねるビジュアルをデニムに転用したmirror-may ならではのデニム。

全パーツを16本で構成しています。
テーマとしては
“ワードローブの一軍デニム”
僕がずっとデニムを探してまして。
ただ、リーバイスの定番的なストレートの形はもういいかなと。笑


僕が最初このブランドを知った時、素晴らしいアプローチだ、きっとこの人たちにしかない考えが巡っているブランドだ。と、確信しました。
まさにモード的だなと。

僕の中でのモードとは、新しい概念だと思っています。
日本古来の我々には欠かせない食物をモチーフに、業界にはまだない発想で自分にしかないやり方で、新しい概念を生み出す。
そんなものが”モード”なのではないかと。
そしてそんなデニムは最高だなと。
そんな思いで制作頂きました。

デニムのパターンを縦割りにし、片足を縦8パーツを使って作り上げるデニム。
今回は別注として、この8パーツを活かし、全体から裾にかけてややテーパードした、まさに稲を束ねるような別注をかけました。
最高にいいシルエットに仕上がっています。
デニム好きの方、デニムをお探しの方、これは必見かなと思います。

別注 “INE” DENIM
black / indigo
¥49,500-
ウエストは、74.0~80.0cmでスナップボタンで2段階調整可能です。
※生デニムのため洗うと2-3cm丈が縮む可能性があります。
なので今回は、総丈を2 sizeご用意しています。
①96.0 ②107.0
ウエストは縮みません。縦方向のみ縮みます。
※160cm以上の方は②総丈107.0を推奨します




というわけで明日からもお待ちしております!
▶展示期間 2025.10.11(sat)-10.25(sun)
▶営業日 (fri)13:00-18:00 (sat-mon) 11:00-18:00
▶店休日 tue – thu
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