2021-03-25

【abun03】キャパオーバーオール進捗状況

こんにちは

愛知県岡崎市の select & remake used clothing

セレクトショップ abundantism (アバンダンティズム)

の樋口と大島ちゃんとやまさんです。



今回はアバンオリジナルアイテム第三弾の進捗状況についてお知らせです!
インスタグラムの方でも投稿しておりますが、もっと具体的に、なんでつくるの?名前の由来は?サンプルどんな形?こんな修正点が!などなどお話していきます。


なんで作ろうと思ったの?名前の由来に迫る

アバンオリジナルアイテム第三弾『キャパオーバーオール』
カタチ的にはオールインワンに近いのですが、今回はオーバーオールの名でいきます。

今回のキャパオーバーオール。実は前々から名前は決まっておりました。笑
アバンのお客様の一人が「オーバーオールが作りたくてさ!それで夜中にこれだっ!って名前思いついちゃって!キャパオーバーオールってどう!?」と、唐突のご提案をいただきました。笑

なんだそのおもろい名前は!笑
と思いながらも我々も満更でもなくカタチに出来そうな気がしていました。

というのも、アバンでもオーバーオール(オールインワンの形)をやりたいなぁとヴィンテージのオーバーオールを隠し持って準備していた最中でした。


こちらが原型のオールインワン。
こちらはヴィンテージのもので、恐らく70年代くらいじゃないかと。

理由としては、まずジッパーがタロン社のロケットタロンということ(写真なくてすいません)。あとは、ボタンや襟の形から恐らく70年代頃だと睨んでいます。

こちらは売らずに取っておいたんです。
取っておいたというのも、とにかく細いんです。笑
売らないというか、売れない。笑 誰も着れませんでした。
形や生地、細かな仕様にも品があり素敵な形であるこちらをどうにか着たい。着てほしい。そう思いアップデートしたものをつくります。

リネンの毛羽だったこの感じ、くたくたになり味が出まくりです。

後ろのシルエットも美しく、スリットが入っています。



と、まぁそんなこんなでアバンもオールインワンを準備していました。
そんな時に、キャパオーバーオールのお話を聞いたので、オリジナル第三弾の話が進み、今に至ります。

キャパオーバーオールの名前の通りと言いますか、2021年はアバンや造形教室など私たちの身にいろんな環境の変化があり(新スタッフやまさんが増えたり、造形教室が移転して人数が増えたり、そこへも新スタッフが増えたり、アバンで雨漏りしたり。笑)仕事量が増量中でキャパオーバー気味!笑

そんなこんなで色々理由こじつけながら笑 春にキャパオーバーオールを発売予定です。



【abun original wear 】concept

アバンのオリジナルで作る服のコンセプトとものづくりへの想いときっかけです。

使われない生地の山

【concept】
“使われないものでファッショナブルな表現を”

【SET UP thema 】
“ジェンダーレスで着る美しいワークウェア”

私たちの考えの根底にある「使われなくなったものを活かす」の想いをもとに製作。

服は全世界で年間30億着が作られ、15億着が廃棄されています。完成されたものが半分も廃棄される背景には、完成もさせてもらえなかった、たくさんの残布があります。

その残布の中から「使われなくなった上質な生地」だけを選定しました。そのため、数量限定となります。

ボタンもそれぞれの表情に合うものをひとつひとつ選ぶので、この世に数着しかないモノが生まれます。

▼下の記事でなぜこの考えに至ったのか。樋口・大島の過去に迫り熱弁しています。ぜひご覧ください。▼



サンプルご紹介【改善点】

それではここから、現在の進捗状況をお話していきます。

こちらがサンプルです!

全体のニュアンスは原型を意識しながらも、身幅やウエスト、パンツのテーパード具合など変えています。

ポケットは前に二つ、後ろに二つの計四つ。
フロントポケットはフラップ付きで小さめの形。
スマホがすっぽり入る大きさに調整しています。

襟の開きは、右開き。ここは左開きに修正する予定です。
当初は女性に向けての提案で作っていたので右開きで(ウィメンズ仕様)で作っていましたが、意外に男性の声もたくさんあって、キャパオーバーオールの名のごとく女性というキャパを超えジェンダーレス仕様にします。

このスリットがポイント。
インナーがちらっと見えたりすっきりと抽象的な印象になります。
下でも紹介すると思いますが、肩甲骨の動かしやすさや背中の圧迫感を逃がす機能にも繋がっています。

作ってみてわかったことは、ヴィンテージのオーバーオールがいかに理にかなったデザインになっているかということ。唯一言えば「細すぎるやんけ」ということくらいです。笑

model:153㎝

すっきりとしたシルエットで綺麗です。

オーバーオールと言うと、子供っぽいとか可愛らしいイメージになると思うんです。ルーツが作業着にあるのでコスプレっぽくなってしまうというか、キャラクターみたいになってしまいがち。

出来るだけそのイメージはなくしたくて、上品に着れるオーバーオールを目指しています。だからこそ、この襟がキーポイントです!

サンプルをかなりいい生地で作ったこともあり、シルエットの出方が綺麗。
生地はまだ決まっていませんが、少し硬めの生地で作る予定です。

後ろのスリットもいい感じです。
インナーに赤、ピンク、緑などを持ってきても良さそうですね。

ノースリーブでも着ていただきました。

裾をロールアップするとなお可愛さは増しますね。
そのため丈はかなり長く設定する予定です。
丈詰めはできるのでお好みの丈を一緒に選びましょう!

インナーをキャミソールやタンクトップで少し肌を見せてもいいですね。
涼しげです。

僕も着てみました。
このサンプルでジャストっていう感じですね。
もう少し身幅とアームホールをサイズアップします。

高校時代に上半身だけ鍛えていた名残なのか、なんだかはっちはち。そんなことないか。

お客様にも着ていただきました。
アームホールが狭い分、ゆったりとしたインナーを着ると、脇のところにワワワっと溜まります。
うぬうぬ。

スリットのおかげでインナーが見えるのはいいですね。

大きな男性を想定して175㎝の男性にも着ていただきました。

肩幅が小さすぎてぱっつんぱっつん。笑

おへその10㎝も上にベルトがきてしまう。

スリットのおかげで可動域が上がっているのはいいですが、可動域の限界域までパッカーンいってますわ。

丈もあってない。笑
つんつんです。笑


インスタグラムでもアンケートを取りましたが、結果は
6:4で女性:男性という結果でした!

2サイズ展開も考えましたが、今回はワンサイズで行こうかと思います。

最大で170㎝前後までの方ならいけるかなと思います。
お声が多かったら、冬か来年にがっつりメンズサイズをやります。

今回着れる方はラッキーです!ぜひ!笑


アバンオリジナルウエア第三弾はい現在こんな感じです。
今回気になった点を修正しながらより良いものを作っていきます!

価格
価格関してはまだ未定ですが、¥25,000~¥30,000 の間で作れたらと思っています。
使われない生地の中から生地を選ぶのでその分多少はコストを抑えることができますが、岐阜県の共感してくださる知り合いの工場さんにクオリティ高く仕上げていただくので、ご理解いただける方に手に取っていただきたいです!


発売日
まだ未定ですが、5月下旬~6月上旬くらいに発売できたらと思っています!

春のお出かけに一枚で着れるようしっかりと準備して参ります!


完成までもう少しお待ちください!
最後までご覧いただきありがとうございました。

最新情報はインスタグラムをご覧ください。

▼インスタグラムアカウント▼

@abundantism_shop

https://www.instagram.com/abundantism_shop/?hl=ja

インスタグラムでは一番ホットな情報を発信しております。

▼オンラインストア▼

https://abundantism.stores.jp/

すべての商品は掲載していないので、もっとご覧になりたい方は店頭にお越しくださいませ。

ご来店・ご利用アバンスタッフ一同お待ちしております!

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA