2024-06-17

【内装と、お客様との話】豊かさとは何か。

こんにちは

いかがお過ごしでしょうか。

愛知県岡崎市にてセレクトショップ「abundantism(アバン)」をしております、樋口と申します。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

新しい内装に変えたのでブログにて残しておきます。

以前から企んでいた廃ダクトを使った内装。

この廃ダクトは

毎日商会という岡崎の産廃業者さんがありまして

その業者さんは廃材を販売して下さるんです。

(もちろん格安で。)

聞くとアーティストさんや店舗の方など

コアなファンが未知の廃材を求めて買いに来るんだそうな。

実はこんな取り組みをしている業者さんは多くなく、有名なところで言うと

群馬県のナカダイさんというところが

廃材をクリエイティブに発信をしだした先駆けかなと僕の情報では認識しています。

東京には

ナカダイさんの廃材のショールームがあり

5年ほど前に伺いました。

引用:https://www.iroirotoridori.com/works-monofactoryshinagawa

引用:https://www.recycle-tsushin.com/news/detail_5359.php

そんなナカダイさんの発信に影響を受けた

岡崎の毎日商会さんも廃材のクリエイティブリユースに力を入れているわけです。皆さん本当に愛があって優しいです。いつもありがとうございます。

毎日商会さんの倉庫

廃材に興味を持ち出したのは

ユカさんの影響です。

元々アパレル商社に勤めていたユカさんは働く中で

「服の仕様間違えたから、一万枚破棄するしかない。」

みたいな会話は普通にあったそうです。それを何事もない顔でやり過ごすことは出来なかったんだと。

そんな中で、

「この捨てられるもので何かできないんか?

ていうかアパレルだけじゃなくて、世間にはもっと廃材ってあるんじゃない?」

っていう視点から廃材に関心を持ち始めます。

岡崎ぎゃざ こども造形教室

僕たちが運営する

岡崎ぎゃざ こども造形教室 の素材は岡崎市の企業から出される廃材を使って工作しています。

どこの街でも廃材はあるとは思いますが、たまたま選んだ先が廃材のクリエイティブリユースに通ずるおかざきという街だったわけです。

ほんとに有難いですし、岡崎を選んで良かったなと今、文章を書きながら改めて思っています。

最初は、新たな使い道を、、、

みたいな入口でしたが

廃材はほんと面白くて

誰かがいらねーってなったものに自分の価値観で

「いや、これ使えるぞ?」

って発見していくことがとてもクリエイティブだなと思っているくらい創造力を掻き立てられる唯一無二の存在です。

デザイナーズ家具(特にポストモダン家具)も好きで、お店に置いてありますが、誰もが見てわかる”いい家具”

だけじゃなく、自分の価値観やものさで見つけた廃材にもすごくクリエイティビティが眠っています。

自分しか気付かなかった価値っていいじゃないですか、ロマンがある。

古着もそうだけど、

先人たちが作った価値観でレールに沿ってバイイングするなんて面白くない。

だったら僕じゃなくてもやってくれる人がきっといます。

僕らじゃなきゃ提案できなかったものを見つける。

そこにロマンがあるし、やりがいがあります。

こんなダクトが置けるスペースがあれば

服がたくさん置けるわけですが、服ばっかり置いてたら商業的になりすぎて、文化度が下がる。

服には背景があって、歴史や文化、文脈があります。

ファッションは流行り物だし、表面的になぞられやすい代物ですが、デザイナーはそんな文脈を噛み砕き、自分なりに表現しているわけで、やっぱ同じように噛み砕き、なるべく近い味を味わって欲しいし、伝えたいです。

だからお店側がお客様の文化度も上げてかないと僕らが伝えたいことが伝わらなくなる。

そんなプレゼンの手段として僕は店内にわけわからんものを置きたいわけです。笑

そんなこんなで、あーだ、こーだ言ってたら

皆さんこのダクトやギンキ(銀木)を覗きにきてくれました。

ウレシイ、、、

大学生の彼、めっちゃじっくり見てくれる。笑

いつもありがとね!

他にもたくさんの方がこのわけわかんないのを覗きにきて下さいました。

あるお客様がインスタでうちのお店を通して感じたことを綴ってくれました。

ノー編集でご覧頂きたいので

ご本人に許可を頂いて掲載させて頂きます。

感じ取って下さったことが正解とか不正解かとかそういう話ではなく、豊かさの基準は人それぞれあって、僕らなりの方法でいろんなアプローチをして豊かさを追究しているつもりです。

“豊かさとはなにか”

ってのをコンセプトにした時、コンサルタントの人から

「これだとわかりづらいから、樋口さんの思う豊かさを定義した方がいい」

と、言われました。

その言葉はその時も今もしっくり来てなくて

豊かさに定義づけなんてできないですし、人それぞれであってだからこそずっと追究して続けられる気がしています。

もちろんビジネス的にはわかりやすいコンセプトの方が、お客様が絞りやすいから売れる。それはわかるんですが、究極な話ビジネスではあるんですが、

人生観というか

生き様というか

死に様というか。

そういう話だと思っています。

いつか定義を見つけられる時がくるのかもしれませんが、今はそれを探すスタンスに意味がある気がしています。

我々は内側にいると、こんな考えでお店をやっていることが果たして伝わっているのか、伝わった結果響くのか響かないのかわからないのですが

こうして一人の方にも何かが伝わり

思考を巡って頂けたこと。それを伝えて下さったことに、

とても有難く思います。

答えの無いものに、あーだこーだ言ってる時間が僕はなにより豊かで有意義な時間だと思えます。

実はこのお客様と僕はまだお会いしたことなく

ご来店された時は、なぎちゃんが店頭にいてくれました。

お会いしたことはありませんが、お店を通して心を通わせることができたのは、アバンのアイデンティティが育ってきたからかなと。

とても嬉しい出来事でしたので、

ブログを通して残しておきます。

Hさんいつもありがとうございます。

さて、週明け

明日から買い付けに行って参ります。

今回は海外ではなく、お世話になっているディーラーさんの元へ行きます。

週末には店頭を総入れ替えできるようなアイテムが揃えばいいなと思っております。

(この写真は先日の北海道)

また少しずつアップいたしますので

楽しみにしていて下さい!

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【abundantism】

▶︎オンラインショップはこちらからhttps://abundantism.stores.jp/

▶︎アバンHPhttps://abundantism.com/

▶︎Instagramショップ→ https://instagram.com/abundantism_sho…

ひぐちさん→ https://instagram.com/onu___higuchi?i…

愛知県岡崎市籠田町13

【Google map】abundantism アバンダンティズムhttps://goo.gl/maps/8uYkmF4on2cHkP8Z7

タグ: abundantism, vintage clothing

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